名探偵コナン 100万ドルの五稜星 感想

刀、青山ユニバース、そしてキッドの秘密!!!!

 

最速上映観てきました

結構衝撃的な内容だったのと

映画と原作に関わるネタバレが含まれております注意


深夜0時刀を2本頂戴する

夜中の函館のとある屋敷にキッドの予告状が届き、


平次が見事キッドを見抜いたが刀を一本奪われる

函館の港に謎の切り傷の死体が発見される

誰に殺されたのか、なんで殺されたのか!?ヒントは武器商人の危険人物

謎が深まるうちに

コナン平次、怪盗キッド、他、悪い大人たちが函館で刀を巡って争奪バト

ルが展開された。

本作刀がテーマなだけあって数多くの刀がでてきて

刀にちなんだ謎解きで複雑で結構難しいが

興味深い内容でした


バイクによるチェイスシーンもあって

コナンがロープウェイでスケボーを走らせたり

平次がミッションインポッシブルばりに

飛ぶ飛行機にしがみついたり

アクション部分がありえないぐらいやりすぎな

ところがあって笑えたし、内容の難しさ

と相反してよい塩梅になっていたと思う。

今回も結構すごい試みをなされた作品で

絶対これがやりたかっただろ

なんといっても作者の別作品のキャラクター

を一つのコナン映画の中にカメオ出演させてしまったのだ。((笑)

YAIBAから沖田と鬼丸


まじっく快斗から青子がでてしまった

刀巡る物語とけっこう分離した感じで違和感

ばりばりでしたが(笑)

コナンファンなら興奮する活躍をみせてくれた。

サントラを思わず買うほど

菅野祐悟による和をテーマにした劇半も素晴らしく

原作者青山剛昌先生が原画(なんと26枚)に関わっているだけあって

 

洗練されたカット

いわゆる青山原画を感じる場面がとにかく多かった。

 

キッド主役の映画は
大体園子がでてくるが今回
彼女の出番は余り少なくて
代わりに大岡紅葉が平次の恋路を邪魔するため結構
出番が多かったのでキッドの映画
というより平次の映画という印象がとても強かった。

そして
多くの人が気になったであろうキッドの真実だが、終盤コナンの父親工藤優作の口からキッドの
父黒羽盗一と工藤優作は実は生き別れの兄弟であること
キッドとコナンは従兄弟同士であることが
判明され、さらに死んだはずの黒羽盗一が生存が確認されたというものだ。
しかもお互い携帯でやりとりする仲に((笑)

 

原作者
公式によりキッドの秘密というより
さらに工藤新一の秘密まで踏み込む大胆な展開

であった

たしかに二人は顔も体型も似ている

っていうか平次も沖田も工藤新一似てるし

今回初めて登場するまじっく快斗の青子は蘭に似ている

コナンワールドに同じ顔のキャラがいすぎ問題

と突っ込みつつ


興行収入100億を超えた本シリーズとして記憶に残るが

今回もなかなか見ごたえのある一作をみせてくれた

少なくともキッドの映画として業火の向日葵や紺青の拳よりはるかに面白かった。

 

毎年凄い爆発などをみせてくれて新しい記録(笑)を更新しつづけるコナン映画

だが今回もいろんな意味で記録を更新するだろう。