名探偵コナン 黒鉄の魚影  感想 

 

 

 

横浜ブルク13にて最速上映で鑑賞!!
鑑賞終了後には拍手が巻き起こるほど、大絶賛でした。
私も拍手いたしました。

名探偵コナンはミステリーや探偵もののの皮を被ったラブコメだと
思っている。推理要素はひとつの要素にすぎないのだと。
巷では殺人ラブコメとまでいわれ、本格推理ものというよりか「名探偵コナン」という一大ジャンルなのかもしれませんね。
ミステリーというくくりではおさまらなくなりました


ミステリー、ラブコメ、アクション!?何を重視するかで本作の評価は変わってきそう。
黒の組織がらみの話だと二元ミステリーや赤と黒のクラッシュ(傑作エピソード)

映画だと、漆黒の追跡者、純黒の悪夢

が好きな私ですが
今作も結構割と楽しめました。



本作ですが
良いところもあれば疑問に感じるところもありました。



よいところ

OP    →例年通りの流れで
凝っていてよかった。


コナンと哀ちゃん

→ラブコメしていた
一部のファンは発狂する事間違いなし!!!



かっこいい。
黒の組織幹部とやり合う姿は見応え十分。

阿笠博士
→カーチェイスシーン、本作の山場になっていて、
劇半と相まって非常に盛り上がった

毛利小五郎
→眠りの小五郎が登場して、推理ものミステリーとして
もそれなりにしっかりしていた。 ←ここ重要

設定世界観
ここのところは櫻井武晴(代表作 相棒)脚本の良さが
出ていると思いました。
パシフィックブイというSFチックな世界観
と老若認証システムという技術を中心に物語が展開されたので
なかなか興味深くて、
こんなシステムがあれば犯罪抑止につながると
あれこれ考えたりする。
非常に想像かきたてられるロマンを感じるシステムだと思います。

黒の組織による魚雷での襲撃シーンは
実はガンダムのようなスペースステーションでのお話がやりたかったのかなと思ってしまった。


流行りを取り入れるのは流石コナンっていう感じです。
後、女装男子がでてきました(笑)


疑問点

ピンガの安否 →
最後爆発に巻き込まれましたが、死んだということでいいのでしょうか!?これほど、生き残ってほしかったキャラもいない
ラストシーンでおっピンガかなと思ったらベルモットだった(笑)
正直、今までのセオリーを覆してほしかったと感じた
やはり黒の組織のゲストキャラは悲劇的な結末を迎える運命なのか!?


直美アルジェントの父の生存の謎 →
結構胸糞悪いシーンでした。
みせしめで撃たれた、殺されたと思ったらEDでまさかの生還でびっくりしました。
生きていたので正直ほっとしましたが
赤井さんが助けたのかな。という描写もなかったのでなんで助かったのかがとにかく謎な部分でした。
ターゲット一人すらしとめられない黒の組織大丈夫かとなった。




メインはコナンと灰原ですが割とゲストキャラに興味をそそがれました。
大味でつっこみどころ満載で、なんで助かったの!?とか
コナン映画で気にしても野暮というかけっこう曖昧な感じで描かれたところもありましたが
でも欠点を覆すくらい、すべての登場人物の活躍が描かれて面白かったし、
おなかいっぱいになるほど満足しました。

灰原哀やコナンやいつものメンツに加え
今回はウォッカがいつにまして目立っていたり意外な一面をみせたり、
いい所見せるかと思いきや
結局ドジ踏んだりとそのキャラならではのお約束の範疇でした。

さらにいつにまして予告詐欺でもありました。


黒の組織の思惑だったり現在個々のキャラがどういった思いで動いている
かとても気になりました。
ラストは今後にかかわりそうな!?気になるような終わり方で心がざわつきました。
とても好きです

刺激的なファンサービスも満載で誰かと盛り上がったり、
観終わった後誰かと色々考察したくなりました。

制作サイドが本気をだして、SNSとかあらゆるところで力を入れている
のがうかがえますね
100億を目指せ!!
新企画でもはじめたのでしょうか!!

あまり興行収入にとらわれずに、しっかり作品の魅力で勝負してほしい
ところです。

残った疑問点を解消すべくまた映画館へ足を運ぶのであった